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『意識ひとつで世界が変わる』〜不満ばかりの毎日を抜け出し、小さな幸せを見つける方法〜

気づきと学び
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こんにちは。「こころのコンパス」へようこそ。

専属編集者の私と、シロクマの「こころ」が、あなたの今日にそっと寄り添います。

毎日、なぜか嫌なことばかりが目について、心がトゲトゲしていませんか?「どうして自分ばかり…」と溜め息をつきたくなる日もありますよね。

今日は、『意識ひとつで世界が変わる』~「良いこと探し」で、心温まる毎日を~について、少しだけ視界が明るくなるお話を届けさせてください。

些細なトラブルにイライラしていた、不器用な日々

実は以前の私は、些細なトラブルや、自分や人の欠点ばかりに目が行く「ネガティブ探し」の天才でした。

「もっとこうしてくれればいいのに」「なんで自分ばかりこんな目に遭うんだろう」と不満ばかりを拾い集め、勝手にイライラしては落ち込む日々。不器用で余裕のない自分に自己嫌悪を感じ、そんな殺伐とした空気をどうにか変えたくて、我が家では「笑う門には福来る」といったポジティブな言葉を紙に書き、壁に貼り出してみたのです。

最初は半信半疑で、形だけの試みでした。しかし、その効果を実感する出来事が起こります。

ある日、次男がサッカーの練習中に足を骨折してしまいました。以前の私なら「なんでこんな大事な時期に…」「ついてないな」と悔やみ、暗い気持ちに支配されていたはずです。しかし、家族の口から出たのは意外な言葉でした。

「サッカーが二度と続けられなくなるような大怪我じゃなくて、本当に良かったね」

さらに後日、長女がバスケットボールを顔面に受けて鼻を痛めた時も、誰からともなく「骨が折れてなくて良かったね!」と笑い合えたのです。

不運な出来事そのものは変わりません。けれど、日頃から「良い言葉」を意識していたことで、家族みんなの心が自然と「最悪の中にある救い」を拾い集めるようになっていたのだと、胸が熱くなりました。

意識のレンズが映し出すもの

専門的な知識があるわけではないのですが、以前読んだ本に「人は自分が関心を持っているものや意識しているものを、頭の中で無意識のうちに優先して探し出す性質がある」と書かれていたのを思い出しました。

たとえば「今日は赤いものを探そう」と意識して街を歩くと、普段は見落としていた赤い看板や服が次々と目に飛び込んでくるような感覚です。

また、ポジティブな生き方について書かれた本の中で、マーティン・セリグマン博士が提唱している「良いこと探し」のエピソードも強く心に残っています。

「毎晩寝る前に、その日にあった『良いこと』を3つと、それがなぜ起きたのかを書き出す。この簡単な習慣を続けることで、人の心は穏やかになり、幸福感が高まっていく。」

(出典:マーティン・セリグマン著、山村宜子訳『オプティミストはなぜ成功するか』講談社)

私たちは毎日、たくさんの情報や出来事に囲まれて暮らしています。そのすべてを一度に受け止めることはできないからこそ、自分が「何に意識を向けているか」によって、見えてくる世界はガラリと変わります。

「嫌なこと」に意識を向けていれば不満だらけの世界が見え、「恵まれていること」に意識を向けていれば感謝に満ちた世界が見える。世界を変えるのは環境そのものではなく、自分の「心のレンズ」なのだと気づかされました。

明日からできる3つのステップ

心のレンズを切り替え、日常の「良いこと」をたくさん見つけるための具体的なステップをご紹介します。

  • 1. ポジティブな言葉を目につく場所に貼る
  • 「笑う門には福来る」「なんとかなる」など、心が温かくなる言葉を書いた紙を、壁やデスクの前、スマホの待受画面にセットしてみましょう。視界に入る回数が増えるだけで、頭の中が自然と明るい視点を探し始めます。
  • 2. トラブルが起きたら「~で良かった」と言い換えてみる
  • 思わぬハプニングに見舞われた時こそ、レンズを切り替えるチャンスです。「大きな事故にならなくて良かった」「早めに気づけて良かった」と語尾を変換することで、出来事の光が当たっている側面に目を向けられます。
  • 3. 1日の終わりに「良かったこと」を3つ思い浮かべる
  • お布団に入ったあと、その日あった小さな幸せを3つ思い出してみましょう。「お昼ご飯が美味しかった」「信号がタイミングよく青になった」など、どんなにささやかなことでも構いません。心が穏やかなモードで1日を締めくくることができます。

おわりに

今、あなたの目の前に広がる世界が少し暗く見えているとしても、自分を責める必要はありません。それは単に、心が少し疲れてネガティブな出来事にピントが合ってしまっているだけだからです。

今日からほんの少しだけ、「良いこと」や「小さな親切」に心のピントを合わせてみませんか?

意識ひとつで、昨日と同じ景色がきっと温かく優しい世界へと変わり始めます。あなたの毎日が、たくさんの小さな幸せで満たされますように。

 

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