「私なんてまだまだ…」と落ち込むあなたへ。自信がないのは、あなたの目が「一流」だからかも?

働き方のヒント

ベテランになっても、消えない不安

「もうこの仕事を始めて、結構な年数が経つなぁ」
ふとカレンダーを見て、そんなふうに思うこと、ありますよね。

周りからは「ベテラン」なんて呼ばれたり、部下や後輩ができたりして。
でも、心の中を覗いてみると、どうでしょう?
「私、本当にこの年数に見合う実力があるのかな…」なんて、不安に思ってしまうこと、ありませんか?

実は私もそうなんです。
今日は、そんな「自信のなさ」とどう付き合っていけばいいのか、私自身の少し恥ずかしい悩みと気づきを、あなたとシェアさせてください。

【体験談】20年続けても、胸を張れない私

私は今、企画の仕事を始めて20年ほどになります。
部下もいて、指導する立場にもなりました。
だから周りからは「自信満々のリーダー」に見えているかもしれません。

でも正直に言うと、いまだに自分の仕事に胸を張って「これが私の技術だ!」と誇れたことがないんです。

なぜだと思いますか?
それは、この仕事を長く続ければ続けるほど、「世界にはもっとすごい人がいる」ってことを知ってしまうからなんです。

世の中には、ため息が出るほど素晴らしいデザインの商品や、魔法のような仕事をする一流の技術者がいます。
そういう雲の上の存在と、自分の仕事を比べてしまって、「ああ、私なんてまだまだだ…」って勝手に落ち込んでしまう。

そんなふうに自分に自信が持てないから、心に余裕がなくなって、仕事以外のことに気が回らなかったり、周りに優しくなれなかったりするのかなぁ…なんて、最近気づいて反省したんです。

「自信がない」は、目が肥えている証拠

でも、よく考えてみると、これって悪いことばかりじゃない気もするんです。

「あの人の仕事はすごい!」って気づけるのは、それだけ自分の中に「良し悪しを見分ける物差し」ができている証拠ですよね。
初心者の頃は、何がすごいのかさえ分からなかったはずですから。

つまり、自信がないのは、実力がないからじゃなくて、「理想とするレベルが高いから」とも言えるんじゃないでしょうか。
「おこがましい」なんて思わず、まずは「良いものが分かるようになった自分」を、少しだけ認めてあげてもいいのかもしれません。

比較のワナから抜け出す、3つの視点

とはいえ、ずっと上ばかり見て落ち込んでいるのも辛いですよね。
そこで、私が自信を取り戻すために試してみようと思っている「視点の変え方」を3つ、考えてみました。

ステップ1:「遠くのすごい人」より「目の前のあの人」を見てみる

世界的なクリエイターと比べると、自分はちっぽけに見えるかもしれません。でも、あなたの企画や仕事で喜んでくれるお客さんや、助かっている同僚が、目の前にきっといるはずです。「世界一」じゃなくても、「誰かの役に立っている」という事実を、もう一度噛み締めてみるのはどうでしょう?

ステップ2:ライバルを「過去の自分」に変えてみる

20年前、あるいは1年前の自分と比べてみてください。
きっと、できるようになったことや、早くなった作業があるはずです。他人との比較はキリがありませんが、過去の自分との比較なら、確実に成長を感じられるはずですよ。

ステップ3:「まだ伸びしろがある」と翻訳してみる

「まだまだだなぁ」と思うのは、「もっとうまくなりたい」という向上心の裏返しでもあります。
だから、落ち込む代わりに「お、私にはまだ伸びしろがあるってことだな」って、言葉を変換してみる。そう考えるだけで、景色が少し明るく見えてきませんか?

まとめ:不完全なままで、進んでいこう

「いつか自信満々になれたら、胸を張ろう」
そう思っていたら、いつまで経ってもその日は来ないかもしれません。

だって、私たちは成長すればするほど、さらに高い山が見えてしまう生き物だから。

だから、自信なんて100点満点じゃなくていいんです。
「私なんて」と下を向くより、「すごい人がいっぱいいるなぁ、面白いなぁ」と顔を上げて、今の自分にできる精一杯を積み重ねていく。

そうやって泥臭く進んでいく姿こそが、もしかしたら一番「誇らしい仕事」なのかもしれませんね。
私も、そんなふうに精進していきたいなと思います。

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