「何もしない」が、心を整える。自然が教えてくれた、やさしい時間の巻き戻し方

暮らしと習慣のヒント

「今日もまた、あっという間に終わっちゃった…」

「気づいたらもう夜。また一日が終わってしまった…」
「なんだか最近、小さなことでイライラしちゃうなぁ」

仕事や家事に追われていると、そんなふうに感じること、ありますよね。
30代、40代と年齢を重ねるにつれて、責任も増えるし、自分の時間なんてどうしても後回しになりがちです。

でもね、私たちがイライラしてしまうのは、決して心が狭くなったからじゃないんです。ただ少し、心の時計が早回しになりすぎているだけなのかもしれません。

今日は、私自身が最近体験した「実家への帰省」での気づきをもとに、忘れがちな「心の余白」の作り方について、一緒にお話しさせてください。

実家への帰省で気づいた、不思議な感覚

実は先日、久しぶりに実家へ帰省してきました。

私の実家は、家の周りが緑に囲まれていて、植物や虫、畑や川など、自然がいっぱいの場所にあります。普段、街中で生活していると、どうしても仕事のメールや明日の予定で頭がいっぱいになりがちなんですが、そんな自然の中で過ごしていたら、不思議な感覚になったんです。

なんだか、ゆっくりと、穏やかに時間が流れている気がして。

ただ風が吹いて、木々が揺れている。そんな風景の中にいるだけで、普段抱えていた肩の力が抜けて、イライラから解放されるような感覚になりました。

ある本で読んだ「穏やかな生活からは、思いやりの気持ちが生まれやすい」という言葉。
以前は頭でしか分かってなかったんですが、この時、「あぁ、こういうことか」って腑に落ちました。心に余裕(スペース)ができて初めて、そこに誰かへの優しさを入れることができるんですね。

疲れた時こそ、意識的に自然と触れ合って、気持ちをリセットすることの大切さを痛感しました。

なぜ、自然の中にいるとホッとするの?

この感覚、実は気のせいじゃないみたいです。
物理的な時間は同じはずなのに、自然の中にいると時計の針がゆっくり進むように感じますよね。

調べてみたら、都会の人工的な直線や情報のノイズに囲まれていると、脳はずっと緊張状態になっちゃうそうです。一方で、自然界には「1/fゆらぎ」っていうリラックス効果のあるリズムがあふれています。

川のせせらぎとか、木漏れ日とか。このリズムに触れることで、張り詰めていた心の糸がふっと緩んで、「今、ここ」にある時間を味わう余裕が生まれるんじゃないでしょうか。

明日からできる「心のリセット」3ステップ

「でも、実家は遠いし、忙しくて遠出なんて無理!」
そう思いますよね。私も普段はそうです。

そこで、遠くへ行かなくても日常の中でできる「小さなリセット術」を考えてみました。明日から、いえ、今日から試してみるのはいかがでしょう?

ステップ1:移動中に「空を見上げる」時間を作ってみる

スマホの画面から目を離して、移動中のほんの1分間だけでいいので、空を見上げてみませんか?
雲の動きや、空の青さをただ眺める。これだけでも、視線が上がって呼吸が深くなる効果があるそうです。「あ、今日の雲は早いな」って気づくだけで、気持ちが「忙しい自分」から「外の世界」へ切り替わりますよ。

ステップ2:週末の10分間、「スマホなし散歩」をしてみる

近所の公園でも、街路樹のある道でもOKです。ポイントは、スマホを家に置くか、カバン深くしまって「通知を見ない」と決めること。
そして、歩きながら「音」や「色」を探してみてください。「鳥の声がする」「この花の色、鮮やかだな」って、五感を使うことに集中するんです。この10分間は、脳にとって最高の休息になるはずです。

ステップ3:部屋に「一輪の花」を飾ってみる

外に出る元気もない時は、自然を部屋に招いちゃいましょう。
スーパーで売ってる数百円の切り花や、小さな観葉植物で十分です。「生きているもの」が視界に入るだけで、部屋の空気が少し柔らかく感じられますよ。水をやるという小さな世話が、自分自身をいたわる気持ちにもつながります。

まとめ:時には、時計を外して

忙しい日々に疲れてしまった時、私たちはつい「もっと頑張らなきゃ」って自分を追い込んでしまいがちです。
でも、そんな時こそ必要なのは、頑張ることじゃなくて、自然の中に身を置いて「時間を忘れること」なのかもしれません。

穏やかな時間は、穏やかな心を作ってくれます。それはやがて、周りの人への優しさとなって循環していくはずです。

もし今、あなたが何かにイライラしたり、焦ったりしているなら。
今度の週末は少しだけスマホから離れて、近くの自然に会いに行ってみませんか?

あなたの心が、ふわりと軽くなる瞬間が訪れますように。

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