「なんだか、毎日がつまらないな…」
心が動かず、何にも興味が持てない。
そんな風に感じてしまうこと、ありませんか?
退屈な気分を吹き飛ばそうと、面白い映画を探したり、話題の場所へ出かけてみたり。もちろん、それも素敵な気分転換になりますよね。
でも、お金を出して「楽しませてもらう」という受け身の楽しみは、その瞬間は満たされても、時間が経つとまた元の退屈な日常に戻ってしまう…なんてこともあるかもしれません。
先日、ある文章を読んで、そんなループから抜け出すための、ハッとするような考え方に出会いました。今日は、その気づきをあなたとシェアしたいと思います。
本当の喜びは「楽しませる」ことの中にあった
その文章には、こんな趣旨のことが書かれていました。
「日々の退屈さから抜け出すためのおすすめは、『楽しませてもらう』ことから、『人を楽しませる』ことへと視点を変えてみること。
たとえば、誰かのために料理を作ったり、楽器を演奏して聴かせたり。たとえ笑顔を見せるだけでも、周りを楽しい気分にできる。
人に喜んでもらうためには、どうすればいいだろう?と工夫を重ねるプロセスには、やりがいが生まれる。喜びは、与えることで、もっと深まっていく。」
私の料理の話と、不思議な共通点
この考え方は、私の実体験と、とても深く繋がるものでした。
私も料理をするのが好きで、休みの日はよくキッチンに立ちます。きっかけは妻の手伝いでしたが、自分が作った料理を「おいしい」と言って喜んでもらえるのが嬉しくて、いつしか私の楽しみになりました。
今では「どうしたらもっとおいしくなるだろう」と自然に考えるようになり、スーパーに行くと、無意識に調味料のコーナーを見ていたりします。
まさに、先ほどの文章にあったように、人に喜んでもらうために工夫を重ねることが、ただ楽しませてもらうのとは違う、自分自身の「やりがい」や「深い喜び」に変わっていくのだと、心から実感しています。
まとめ:誰かを喜ばせることが、自分を一番楽しませてくれる
私の料理の話は、本当にささやかな例ですが、これはきっと、どんなことにでも当てはまるのだと思います。
誰かのために、ちょっとだけ工夫してみる。
誰かの笑顔を想像して、少しだけ動いてみる。
その小さなアクションが、受け身でいるだけでは決して味わえない、温かくて、尽きることのない喜びを、私たちの心に与えてくれるのかもしれません。
私もこれからも、誰かに喜んでもらうことを、自分の楽しみにしていきたいです。



コメント