あなたの人生、誰が舵を取っていますか?
「次の四半期の目標は?」
「プロジェクトの工程表を見せて」
仕事では当たり前のように飛び交う、計画や目標という言葉。
私たちは会社のため、チームのために、数ヶ月先、あるいは数年先の未来を見据えて、日々戦略を練っていますよね。
でも、ふと立ち止まって、自分自身のことに目を向けてみるとどうでしょう。
「あれ? 私の人生、来年はどうなってるんだっけ?」
「プライベートは、風任せの行き当たりばったりだなあ…」
仕事のスケジュールは完璧なのに、自分の人生の地図は白紙のまま。
「キャリア」という言葉を、単なる「職歴」や「学歴」のことだと思い込んで、会社の中だけで完結させてしまっていませんか?
今日は、そんな私たちが、仕事で培ったスキルを使って、自分自身の人生(ライフキャリア)をもっと豊かにデザインする方法について、一緒に考えてみませんか?
会社員としては優秀、自分の人生の経営者としては…?
正直に告白します。少し前までの私は、まさに「プライベートはノープラン」の代表選手でした。
仕事では、「3年後にはリーダーになって」「この資格を取って」と、逆算して行動できていたんです。
でも、一歩会社を出ると、「まあ、なるようになるか」と思考停止してしまう。
休日は疲れて寝て終わるだけ。
「いつか旅行に行きたいな」「趣味を見つけたいな」と思いつつ、具体的な計画を立てないから、何年経っても実現しない。
ふと気づいたんです。
「私、会社の未来については真剣に考えているのに、一番大切な自分の未来のことは、なんでこんなにテキトーなんだろう?」と。
ある日、友人と話していてハッとさせられました。
「キャリアって、ラテン語で『車輪の通った跡(轍)』って意味らしいよ。仕事だけじゃなくて、人生の足跡すべてがキャリアなんだって」
その言葉を聞いた瞬間、自分の中でパズルが解けたような気がしました。
私は、仕事という「一部分」のキャリアしか見ていなかった。
でも本当は、遊びも、家族との時間も、休息も、すべてが私の大切なキャリアの一部だったのです。
それなら、仕事で当たり前にやっている「目標設定」や「計画」を、自分の人生にも応用すればいいんじゃないか?
そう気づいたとき、止まっていた私の人生の歯車が、少しずつ動き出しました。
仕事のスキルは、人生を豊かにするための武器になる
私たちは普段、仕事を通じて高度なスキルを磨いています。
現状を分析する力、期限を決めて実行する力、トラブルに対応する柔軟性。
これらはすべて、人生を豊かにするための強力な武器になります。
でも、多くの人がその武器を「会社のため」だけに使い、「自分のため」に使っていないのです。これはすごくもったいないことだと思いませんか?
「行き当たりばったり」も、時には楽しいものです。予想外の展開は人生のスパイスになります。
でも、もしあなたが「もっとこうなりたい」「あそこに行ってみたい」というぼんやりとした願いを持っているなら、そこに少しだけ「仕事の流儀」を取り入れてみる。
例えば、プロジェクトを進めるように、家族旅行の計画を立ててみる。
業務改善をするように、家事のルーティンを見直してみる。
「仕事モード」と「プライベートモード」を分けるのではなく、仕事で得た「計画力」というギフトを、自分自身のためにプレゼントしてあげる。
そうすることで、未来は「やってくるもの」から「自分で創るもの」に変わっていくはずです。
人生のCEOになるための3ステップ
では、具体的にどうやって仕事のスキルをプライベートに転用すればいいのでしょうか。
明日からできる、自分らしいライフキャリアを描くためのステップを提案しますね。
ステップ1:「人生の四半期目標」を妄想してみるのは、いかがでしょう?
仕事のように堅苦しく考える必要はありません。
「次の3ヶ月で、絶対にやりたいワクワクすること」を3つだけ書き出してみてください。
「あのカフェのパンケーキを食べる」「温泉で何もしない一日を作る」「積読本を1冊読む」。
小さなことでOKです。これを「タスク」ではなく「自分への約束」として手帳に書き込んでみましょう。
ステップ2:プライベートにも「アポ」を入れてみるのは、いかがでしょう?
仕事のアポイントは絶対に守るのに、自分との約束は後回しにしがちですよね。
美容院や友人との予定だけでなく、「自分会議の時間」や「趣味の時間」も、あらかじめスケジュール帳にブロックしてしまいましょう。
「土曜の午前中は、私のための時間」。そうやって枠を確保することは、立派なタイムマネジメントです。
ステップ3:以前の記事の「守破離」で、新しい趣味を始めてみるのは、いかがでしょう?
もし新しいことを始めたいなら、以前ご紹介した「守破離」の計画術を思い出してみてください。
いきなり大きな目標を立てるのではなく、今の生活(守)をベースに、週末の1時間だけ新しいこと(破)に使ってみる。
仕事で培った「無理のない計画」のテクニックを使えば、三日坊主にならずに続けられるはずです。
あなたの人生というプロジェクトの責任者は、あなた自身
仕事ができるあなたなら、自分の人生をプロデュースすることだって、絶対にできるはずです。
会社のためだけでなく、あなた自身が笑顔になるために、その優秀な頭脳とスキルを使ってあげてください。
行き当たりばったりの旅もいいけれど、地図とコンパスを持って、行きたい場所へ自分の足で進む旅は、もっと自由で楽しいものです。
私も今週末は、ずっと行きたかった映画のチケットを予約して、「私のためのプロジェクト」を実行しようと思います。
あなたも、素敵な未来の計画を立ててみませんか?



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